由来、日本の刀は、人を斬り、人を害するために鍛えられてあるのではない。御代を鎮め、世を護りたまわんがために、悪を掃い、魔を追うところの降魔(ごうま)の剣であり--又、人の道を研き、人の上に立つ者が、自ら誡め、自ら持するために、腰に帯びる侍のたましいであるから--それを研ぐ者もその心を持って研がねばならぬぞ・・・
吉川英治『宮本武蔵』(6)
2010年11月16日
2010年11月13日
2010年11月12日
無智はいつでも、有智よりも優越する
無智はいつでも、有智よりも優越する。相手の知識を、恬として無視し去ってしまう場合に、無智が絶対につよい。生半可な有智は誇る無智に向って、施すに術がないという恰好になってしまう。
吉川英治『宮本武蔵』(4)
吉川英治『宮本武蔵』(4)
2010年11月11日
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