2010年10月17日

隠れ生きよ

ヘレニズム期になると、アレクサンドロス大王のおかげで、国家の規模は格段と大きくなり、一人や二人、国家に無関心の奴がいても、お互いに少しも困らなくなる。エピクロスが「隠れて生きよ」と勧めたのはそんな時である。「隠れて」というのは、「目立たないように」ということだ。私的に目立つのはいい。公の目に触れないように・・・が大事であった。
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